伊勢神宮で御朱印を全部集めたいけど、どうやってまわるべきかな?
人気の御朱印だけに、長蛇の列ができてしまうこともあるんですよね。
列の待ち時間が長すぎると、ゆっくり参拝する時間がなくなってしまうかもしれません。
そこで、今回は伊勢神宮での御朱印取得を効率的に行う方法や知っておくべきポイントについて紹介します!
続きを読む: 【伊勢神宮御朱印攻略】受付時間と混雑状況/待ち時間は?伊勢神宮で御朱印を取得する方法とは?
伊勢神宮で御朱印を取得するためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
・御朱印がもらえる場所
・事前に知っておきたい御朱印の種類
・御朱印の初穂料について
まず、御朱印がもらえる場所を正確に把握することで、参拝の流れをスムーズに進められます。
御朱印がもらえる場所
伊勢神宮では、主に内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の二つの場所で御朱印を授与してもらえます。
内宮では天照大御神を祀っており、神社巡りの中でも最も重要なスポットの一つです。
外宮は豊受大御神を祀り、内宮に対して供物を捧げる神様として知られています。
御朱印をもらえる場所は、内宮と外宮それぞれの社務所です。
参拝後に、まずはこの二つの社務所を目指しましょう。
- 内宮の御朱印授与場所: 内宮社務所の近く
- 外宮の御朱印授与場所: 外宮社務所の入口
両社務所とも社殿の近くにあり迷うことは少ないですが、事前に地図を確認しておくと安心ですね。
マップは以下の場所で入手可能です
- 内宮の参宮案内所
- 内宮神楽殿
- 外宮入口にある衛士見張所
- 外宮神楽殿
内宮(皇大神宮)の社務所
内宮の社務所は、内宮神楽殿内にあります
- 場所: 宇治橋から正宮 皇大神宮に至る参道の中間地点、左側にある銅板葺の建物
- 具体的には、内宮の参道を進んでいくと左手に見える大きな建物が神楽殿で、その中に社務所があります
外宮(豊受大神宮)の社務所
外宮の社務所は、外宮神楽殿内にあります
- 場所: 正宮 豊受大神宮に向かう参道の途中右側にある銅板葺、入母屋造の建物
- 具体的には、外宮の参道を進んでいくと右手に見える大きな建物が神楽殿で、その中に社務所があります
こちらのURLからPDFで地図をダウンロードできますよ。
https://www.isejingu.or.jp/visit/map/index.html
事前に知っておきたい御朱印の種類
伊勢神宮で授与される御朱印には、内宮と外宮それぞれのものがあります。
また、特定の日には特別な御朱印も授与されることがあり、これも見逃せないポイントですよ。
御朱印は基本的に内宮の「天照大御神」と、外宮の「豊受大御神」の二種類が中心ですが、以下のような特別御朱印もあります
御垣内参拝時の特別御朱印
内宮、外宮それぞれの御垣内参拝(特別参拝)時に限定で授与されます。通常の御朱印とは異なる書き方が特徴です。
特別神事の際の御朱印
年に数回、重要な祭事の際にのみ授与される特別な御朱印があります。事前に公式サイトや問い合わせを通じて確認しましょう。
御朱印の初穂料について
御朱印を受ける際には、初穂料が必要です。
伊勢神宮の御朱印の初穂料は300円です。
内宮(皇大神宮)の御朱印の初穂料は300円
外宮(豊受大神宮)の御朱印の初穂料も300円
また、伊勢神宮の別宮である月読宮、瀧原宮、伊雑宮、倭姫宮、月夜見宮の御朱印の初穂料もそれぞれ300円となっていて、伊勢神宮の御朱印は非常にシンプル。
神宮印と参拝日のみが記されるのが特徴です。
別宮名 | 内宮/外宮 | ご祭神 | 特徴 | 場所 |
---|---|---|---|---|
月読宮 | 内宮 | 月読尊、月読尊荒御魂、伊弉諾尊、伊弉冉尊 | 4つの社殿が横一列に並ぶ珍しい構造 | 内宮付近 近鉄「五十鈴川駅」より徒歩約10分。 |
瀧原宮 | 内宮 | 内宮から離れた大紀町に位置 | 大紀町 JR滝原駅より約1.5km。 | |
伊雑宮 | 内宮 | 鶴の穂落しの伝説がある | 志摩市 近鉄上之郷駅より徒歩3分。 | |
倭姫宮 | 内宮 | 神宮の中で最も新しい創建 | 内宮付近 | |
月夜見宮 | 外宮 | 内宮別宮の月読宮と同じ神を祀るが、社格は月読宮の方が上 | 外宮付近 |
御朱印の授与場所と時間を攻略
御朱印を効率よく集めるためには、授与場所とその時間をしっかり把握しておくことが必要です。
地図の確認方法と、授与時間、混雑時のポイントを詳しく見ていきましょう。
・授与場所の地図を確認
・授与時間と受付時間の違い
・平日と休日の混雑具合
授与場所の地図を確認
御朱印が授与される場所は前述した通り、伊勢神宮の公式サイトや、神社の境内マップを利用して、事前に内宮と外宮の位置関係や授与場所を確認しておくとよいでしょう。
特に、初めて訪れる方や、迷うことが心配な方には境内案内アプリの使用もおすすめです。
伊勢神宮周辺の観光情報も得られますので、一石二鳥です。
アプリはこちらから→伊勢125社巡りダウンロードできます(アンドロイドのみ)
授与時間と受付時間の違い
御朱印の授与時間は、基本的に午前6時から午後5時までとされています。
ただし、繁忙期や特別な行事の日には変更される場合があるため、事前に確認してください。
受付時間と授与時間の違いを理解しておくことが大切です。
受付時間が終わってしまうと、授与が受けられなくなるため、参拝スケジュールには余裕を持って計画しましょう。
- 授与時間: 御朱印の授与は午前6時から参拝停止時間まで行われます。
- 受付時間: 受付は午前6時頃から午後6時まで(内宮では午前9時から午後5時までとなっていて季節により異なる)
- 参拝停止時間: 5月から8月は午後7時まで、10月から12月は午後5時まで。
受付終了時間が早まる場合もあるため、到着が遅くならないように注意しましょう。
特に夕方は、混雑が緩和する時間帯でもあるので、御朱印を受ける最後のチャンスとなります。
平日と休日の混雑具合
伊勢神宮は、年間を通じて多くの参拝者が訪れるため、平日と休日で混雑具合が大きく異なります。
特にゴールデンウィークや年末年始などの大型連休には、参拝者が集中するため、授与時間内に間に合わない可能性もあります。
- 平日: 比較的空いており、授与時間に余裕あり
- 休日: 午前中が特に混雑するが、夕方に少し緩和
- 繁忙期: 終日混雑が予想されるため、朝一での参拝がベスト
混雑する時間帯を避けることで、御朱印をスムーズに取得できるため、時間の管理も重要です。
御朱印受け取り待ち時間と混雑状況
伊勢神宮で御朱印を受け取る際の待ち時間は、平日は比較的空いており、神職さんが2~3人体制で対応しているため混雑は少ないです。
土日祝日だと待ち時間は10~30分程度です。
混雑を避けるためには、平日の午前中や午後の早い時間に訪れるのが良いでしょう。
混雑を避けて御朱印を集める3つのコツ
伊勢神宮の混雑を避けて、効率的に御朱印を集めるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
・早朝参拝のメリット
・御朱印をもらう順番を工夫する
・混雑しやすい時間帯を避ける
早朝参拝のメリット
伊勢神宮は、朝5時から参拝が可能です。混雑を避けるためには、朝早い時間帯に訪れることが非常に有効ですね。
早朝の参拝には、以下のようなメリットがあります。
- 混雑を回避できる: 早朝は観光客が少ないため、静かに参拝できます。御朱印の授与もスムーズに行えるでしょう。
- 涼しい時間帯で快適: 夏場は日中が非常に暑くなるため、朝の涼しい時間帯に参拝するのが理想的です。
- 神聖な空気感を味わえる: 早朝は神宮が静寂に包まれており、特別な神聖な雰囲気を感じることができます。
御朱印をもらう順番を工夫する
御朱印をスムーズに集めるためには、授与の順番を工夫することが大切です。
まず、外宮での御朱印をもらった後、内宮に向かう順番が一般的ですが、内宮の混雑が予想される場合、参拝順序を逆にするのも一つの手です。
- 外宮から内宮へ: 混雑の少ない平日であれば、この順序が効率的。
- 内宮から外宮へ: 休日や特別行事の際には、先に内宮を参拝することで、後半の混雑を避けられます。
また、外宮や内宮での御朱印授与所が混雑している場合、別宮(荒祭宮や多賀宮)で先に御朱印を受けると時間を有効に使えます。
混雑しやすい時間帯を避ける
伊勢神宮は、特に午前10時から午後2時にかけて混雑することが多いです。
伊勢神宮は、特に午前10時から午後2時にかけて混雑することが多いです。
- 午前5時~9時: 比較的空いている時間帯。早朝に参拝し、その後に観光スポットを巡るのがおすすめです。
- 午後2時以降: 午後も夕方に近づくにつれ、参拝客が減るため、この時間帯も比較的スムーズです。
伊勢神宮の参拝ルートとおすすめスポット
伊勢神宮を効率よく参拝するためには、参拝ルートと周辺の観光スポットも押さえておきたいポイントです。
内宮と外宮をつなぐ参拝ルートや、参拝後に訪れたい観光スポットを紹介します。
・内宮と外宮をつなぐ参拝ルート
・参拝後に訪れたい観光スポット3選
・参拝順序で効率アップ
内宮と外宮をつなぐ参拝ルート
伊勢神宮には、外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)の二つの主要な神宮があります。
この二つは約6km離れており、外宮から内宮までの徒歩移動は約1時間程度かかるので車やバスでの移動がおすすめです。
「モコの知識箱」
伊勢神宮の参拝は、まず外宮を訪れ、その後内宮を参拝するのが古くからの習わしです。
外宮と内宮をつなぐ道には、御幸道路、御木本道路、古市街道の3つのルートがあり、特に古市街道は最も古い道で、歴史を感じながら歩くことができます。
参拝の際は、外宮の御正宮から始め、内宮の御正宮へと進むのが正式な順序ですよ。
- 外宮参拝: 外宮を参拝後、車やバスで内宮へ向かう(バスも所要時間は約15分です)
- 内宮参拝: 内宮参拝後、御朱印を授与する。
徒歩で移動することも可能ですが、バスやタクシーを利用する方が効率的ですよ。
参拝者用の駐車場もありますが、休日は満車になることが多いため公共交通機関を利用するのも一つの手です。
参拝後に訪れたい観光スポット3選
伊勢神宮を参拝した後に、ぜひ立ち寄りたい観光スポット3選はこちら。
- おかげ横丁: 伊勢神宮内宮のすぐ近くにある観光名所。
伝統的な建築が立ち並び、伊勢の名物料理を楽しむことができます。
特に、伊勢うどんや赤福は有名です。 - 猿田彦神社: 内宮から徒歩圏内にある、道開きの神様を祀る神社。
交通安全祈願で有名で、御朱印も授与されます。 - 二見興玉神社: 夫婦岩が象徴的な神社。
伊勢神宮から少し離れた場所にありますが、浄化のための「禊」を行う意味で参拝する方も多いです。
まとめ 伊勢神宮で御朱印を効率的に集める方法
今回は、伊勢神宮御朱印取得と攻略法についてまとめました!
伊勢神宮の御朱印巡りは、日本の伝統文化と神道の精神に触れる貴重な体験となるはずです。
心を清めて参拝し、御朱印をいただくことで、きっと特別な思い出となることでしょう。
ぜひ、この神聖な旅を楽しんでくださいね。
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